水疱性角膜症とは
1. 角膜の構造・機能
角膜(黒目)は目の一番外側にある透明な膜です。
角膜はカメラで例えるとレンズの機能を持ち、また異物が入ってこないようにバリアをするなど、私たちがものを見て生活するという点でとても大切な役割を果たしています。
角膜は5つの層で構成されており、水分量を一定に保つことにより、その透明性を維持しています。
一番内側にある角膜内皮は、前房から角膜内への栄養補給と水分量の調節を行っています。この水分量の調節によって角膜の透明性が維持されています。
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京都府立医科大学 眼科学教室 教授
外園 千恵 先生 プロフィール